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【報告】令和3年度国立教育政策研究所委託事業完了のお知らせ

当機構は令和3年度国立教育政策研究所委託事業「全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた問題管理の在り方に係る調査研究」を2021年12月6日から受託し、2022年3月30日に完了したことをご報告いたします。

本事業の成果は調査報告書として取りまとめ国立教育政策研究所に提出いたしました。調査報告書の公開については未定です。公開の可否が決定しましたら、当機構のHP上で再度お知らせいたします。

〇経緯
本調査研究の経緯は以下の通りです。

文部科学省「全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ最終まとめ」(2021年7月16日)の中で、全国学調のCBT化に関する一定の方向性が示され、特に悉皆調査(全国学調の本体調査)については、一定期間内に(複数日に分散して)実施するため、相互に比較可能な問題フォーム(複数の項目で構成されるテスト(版)の意)を複数用意すること(分冊方式)が求められました。このため、従来の紙媒体の調査よりも多くの調査問題を作成・管理すること、IRT(項目反応理論)を用いた問題フォーム間の等化や調査年度間の経年比較も可能にする継続的な問題使用(一部項目の非公開化)が想定されます。また、全国学調のCBT化に向けた試行・検証では、文部科学省が開発を進めている学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)をプロトタイプシステムとして活用しています。このような背景を踏まえ、本調査研究では、今後の全国学調の問題管理の在り方について、問題の管理方法やメタデータの付与等、問題管理の仕組みに必要な構成や機能について調査研究を行いました。

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