理事長挨拶
“特定非営利活動法人「全国検定振興機構」”の使命
近年我が国では、IT化、グローバル化、少子高齢化が進んでいます。特に、急速な少子高齢化による日本の活力低下が危惧されているところです。
今後も活力ある日本にしていくためには、年齢・性別・学歴等に関係なく、いつでもどこでも学習することができ、その学習成果が適切に評価・活用される社会の実現が不可欠であり、その一翼を検定試験が担っています。
現在、検定試験数は数千程度あるといわれています。小規模な検定から受験者数が年間百万名を超える検定までと幅広く、その内容も趣味・教養の分野から教育・実務に関するものまで多岐にわたっています。そして、年少者から高齢者までの幅広い年齢層が受験し、多くの人が社会においてその成果を活用しています。
しかし、最近では民間検定試験の増加に伴い、検定試験の「質」と「信頼性」を懸念する声が大きくなって参りました。さらには、消費生活センター等に検定試験に関する苦情が寄せられることもあると聞いております。
このような状況に危機感を感じた学識経験者や実績のある検定試験実施団体により、「特定非営利活動法人全国検定振興機構」は設立されました。
以前より、検定試験実施団体から寄せられる声の多くは、“他の検定試験はどのような実施をしているのか、特に歴史と実績のある団体からの情報を得たい”と云うものでした。その基にあるのは、“社会から信頼され、安心して受験できる検定試験”を目指したいとの強い思いに違いありません。
検定試験実施団体を支援することを通じて“社会から信頼され、安心して受験できる検定試験の普及”を目指す「全国検定振興機構」の活動は、次のように行いたいと考えます。
- 歴史・実績のある検定実施団体の実施方法、審査基準および過去に発生した問題とその解決方法等を聞く会を設けたり、学識経験者の指導なども得ながら相互に研鑽する場を設けるなど、民間検定の質の向上促進を図る。
- その話し合いの中から、検定試験実施等で重要とされる項目を共有し、さらに“社会から信頼され、安心して受験できる検定試験”に向けた調査研究を行う。
これらの活動により、人々がいつでもどこでも安心して検定試験にチャレンジでき、その成果が適切に評価・活用される社会の実現に向け貢献して参りたいと存じます。
皆様のご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。




